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仮組みそして塗装へ

予告どおりの仮組み画像の前に
ファイル 505-1.jpg
ここ。このパーツ分かりますでしょうか?
PROにはあってOGには無いパーツ。
正確にはシリンダーラッチの下にワッシャーもあるんですが
ソレを再現しようとするとちょっと大変な事になりそうだったのと
頑張ってもほとんど見えない(>_<)ので見送って画像の真鍮プレートのみ追加しました。
ファイル 505-2.jpg
載せるとこんな感じです。
まあ、言われないと気付かないかもしれないですけど・・・

で、いよいよ仮組み
ファイル 505-3.jpg
色々と加工しましたが無事に組み上がりました。
製作記ってこの組立て&すり合わせのコツとかを書くのが本来の姿なんでしょうね(汗)

で、このまま一気に塗装篇です。
先ずはグリップ
ファイル 505-4.jpg
2液性透明ウレタン塗料で塗ってから研磨。
仕上げにチェッカリングに薄く墨入れ。
墨入れと言っても色はデザートイエローです。
ムラムラにシャバシャバに入れていくのが雰囲気を出すコツでしょうか。

最後にシリンダー
コレが今回の最大の難関だったかもしれません。
ファイル 505-5.jpg
材質がデルリン樹脂って表記されておりました。
デルリン樹脂、つまりポリアセタール。POMですね。
ってことはエンジニアリングプラスチック。
一般には塗装不可の材質と言われております。
これに塗装するとなると加熱処理する必要があります。
しかも最低100℃。
先ずプライマーとして熱にも強いミッチャクロンマルチを使用します。
その上からキャロムのステンレスシルバーカラースーパーハードタフを塗布。
この時点で乾燥炉に入れ110℃に加熱。何故10℃高い110℃かと言いますと
炉内が100℃でも物体温度はそれ以下だったりするのでプラス10℃に設定。
それから鉄粉塗料を塗って錆感&使用感を出します。
この塗装方で爪で引掻いても剥がれる事は無い・・・と思います。
怖くて試しておりませんが・・・

さてさて、今日は少し長かったですね。
ご閲覧ありがとうございました。
それではまた。